別府駅(べふえき)は、福岡県福岡市城南区別府二丁目[1]にある福岡市地下鉄七隈線の駅。シンボルマークは別府大橋跨線橋と雲を「べ」の字の形にデザインしたもの[2]。駅識別カラーは DIC-641(系統色名:こい青)で、福大前駅・次郎丸駅と共通[3]。駅番号はN10。
3番出入口の北側に城南区役所が建っているが、ここはかつての国鉄筑肥線の鳥飼駅跡である。筑肥線の区間廃止から約22年後の開業となった。(別府大橋跨線橋は筑肥線の線路をまたいで別府橋通りが通っていた名残である)
駅構造
1面2線島式ホームの地下駅。国道202号直下に位置する。
のりば
1 |
■七隈線 |
六本松・薬院・天神南方面 |
2 |
■七隈線 |
福大前・橋本方面 |
各階の面積は、地上151平方メートル、地下1階3,852平方メートル、地下2階3,330平方メートル[1]。駅の長さは243メートルで、七隈線の16駅では最長[1]。利用者の目に留まる箇所に用いられる「個性化壁」には、白~うす灰色の大理石(ビアンコカララ、300mm×300mm×厚さ13mm)を使用している[4]。
利用状況
- 1日平均乗車人員 3,898人(2010年)[5]
駅周辺
国道202号の北側に1番出入口と3番出入口、南側に2番出入口がある。
1番出入口
- 中村大学前交差点
- 福岡県警早良警察署別府交番 - 中村大学前交差点南向かい
- 中村学園大学・短期大学 - 中村大学前交差点斜め向かい
- 福岡市立城西中学校 - 北約300m
- 福岡市立別府小学校 - 南西約500m
- 西鉄ストア別府店 - 西約500m
- 日本郵政公社別府四郵便局 - 西約400m
- 中村学園女子中学校・高等学校 - 北西約600m(大学、短大とは別の場所)
- 福岡市立鳥飼小学校 - 北北西約800m
2番出入口
- 別府幼稚園 - 出入口南側
- 西鉄バス別府2丁目バス停
- 別府2丁目交差点 - 西約50m
- セブン-イレブン福岡城南店 - 国道202号向かい側
- 荒江保育園 - 北約200m、国道202号反対側
- 福岡鳥飼病院 - 北西約300m、国道202号反対側
3番出入口
- 日本郵政公社福岡別府団地郵便局 - 東約400m、国道202号反対側
- 日本郵政公社鳥飼郵便局 - 北約200m
- エグザス城南 - 北隣
- 城南区役所 - 北約100m
- 城南保健所 - 北約100m
- 福岡市立急患診療所城南診療所 - 北約100m
- 別府大橋 - 東約100m
- 別府薬師如来 - 東約150m、国道202号反対側
- 別府公民館 - 南約200m、国道202号反対側
- サニー別府店(スーパーマーケット) - 北東約400m
- 別府団地 - 東約500m、国道202号反対側
歴史
- 2001年(平成13年)5月11日~2002年(平成14年)3月6日 - 設計期間(実施設計者:坂本建築設計事務所)[1]
- 2003年(平成15年)1月24日~2004年(平成16年)7月31日 - 施工期間(施工者:奥村・佐藤・飯田 建設工事共同企業体)[1]
- 2005年(平成17年)2月3日 - 開業
- 2005年(平成17年)5月25日 - ホーム転落事故発生
隣の駅
- 福岡市交通局
- ■七隈線
- 茶山駅 - 別府駅 - 六本松駅
脚注
- ^ a b c d e 『公共交通機関のユニバーサルデザイン』、137頁。
- ^ 『公共交通機関のユニバーサルデザイン』、72頁。
- ^ 『公共交通機関のユニバーサルデザイン』、81頁。
- ^ 『公共交通機関のユニバーサルデザイン』、68頁。
- ^ 福岡市交通局 運輸実績 1日平均駅別乗車人員
参考文献
- 福岡市交通局監修、地下鉄3号線JVグループ編著『公共交通機関のユニバーサルデザイン 福岡市営地下鉄七隈線トータルデザイン10年の記録』日本デザイン協会(発行)・セプト(発売)、2005年。ISBN 4901822039
外部リンク
福岡市地下鉄 七隈線 |
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橋本 - 次郎丸 - 賀茂 - 野芥 - 梅林 - 福大前 - 七隈 - 金山 - 茶山 - 別府 - 六本松 - 桜坂 - 薬院大通 - 薬院 - 渡辺通 - 天神南
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